トルティージャとは

タコスとは切っても切れない関係のトルティージャ。これがなければタコスは完成しないでしょう。では、トルティージャとは何でしょう。
トルティージャとは、日本で言うお米のような存在です。タコスは日本でいうおにぎりのような存在なので、まさに最強タッグというところでしょう。
トルティーヤはとうもろこしの粒をすりつぶし、薄く、丸く伸ばし焼いたものです。メキシコでは、トルティーヤは欧米のパン同様、主食として食べられています。
とうもろこしの粒を石灰と水を加え加熱します。それをすりつぶしたものをマサ(Masa)といいます。
トルティージャには、トウモロコシ粉100%のものと、トウモロコシ粉と小麦粉を混ぜたものがありますが、トウモロコシ粉100%の方が硬く、混合したものは柔らかめになります。


・トルティージャの作り方と材料
材料
トウモロコシ粉130g・消石灰(水酸化カルシウム)小さじ1/3・塩1/3・水180cc

作り方
・大き目のボウルにトウモロコシ粉と消石灰を恥の方に入れます。
・塩をトウモロコシ粉に振りかけます。
・水を消石灰の方から少量加え、軽くまぜます。
・軽く混ざったら残りの水を入れ、全体を力強く混ぜていきます。
・手にくっつかなくなり、軽くひっぱり、千切れにくければOK。

焼き方
作ったマサ(トルティージャの生地)をプレスして伸ばしていきます。
ラップをしたまな板などでぐっと押しつぶします。
トルティージャを焼くときは厚めの鉄板、フライパンを高温で熱して(約400℃~500℃)一気に焼き上げます。低温で焼くと生地がふくらまず、硬くておいしくないようです。
フライパンが温まったら、油を引かず、伸ばしたマサを乗せます。
30秒程で回りが浮いてきます。それが裏返す合図です。
裏返してうまく焼けていたら、トルティージャが膨らんできます。
それをヘラで軽く押しつぶします。
トルティージャが焼けたら、蒸らしに入ります。
軽く蒸らすことで、トルティージャが柔らかく、もっちりした食感になります。
蒸らすのにはきれいなタオルなどに挟むのがいいでしょう。